翼　空高く

2007.04.28 Saturday

連休前

さて、いよいよゴールデンウィークです。
ウエスタンリーグも開幕して約１ヶ月ですが、ここで日本野球機構ＨＰ
掲載による中谷翼選手の成績（4/26現在）を見てみますと

リーグ規定打席以上についての打率は.268で１２位。
広島カープの中では、鞘師選手（.323）に次ぐ２位につけています

１８試合出場７１打数１９安打２打点８得点
２盗塁１死球１１三振　長打率.310　出塁率.278
そして失策数は６で堂々のリーディング

これだけの打席があれば、三振は許容範囲かな？
１番打者が多かった事を思えば、やはり出塁率は物足りないですかね

守備は本人も課題と位置づけて取り組んでいます。
峰山球場でもイレギュラーバウンドでしたが、処理できたんじゃないかと
いう打球の後逸がありました。
６失策がどんな状況でのものなのか分かりませんから何とも･･･

これに関しては、徐々に安定してくると信じております。

これ以上あれこれ分析するのは避けますが、やはりこう見ると当面は
弱点の解消優先かなと思ったりします

総合的な安定感、信頼感も重要でしょうからね。

さて、これから暑くなると共に、調子も上がっていくはずです

皆様の更なる応援をお願いします

2007.04.23 Monday

進化するバッティングフォーム

はち兵衛さんのコメントから、バッティングフォームあたりの話題になって
すかさず、翼の父親から解説メールが届きました

抜粋

フライングエルボーにしている理由
１．グリップの位置が変わらないようにグリップを固定する。
　　　（身体とグリップが一体となるため）
２．肩の可動域を自由にする。
　　　（どんな状況にもバットをコントロールするため）

※高校までは三振の数が少ないことから分かるように、
バットに当てる事はおそらくあまり苦にならないけれども、当てるだけの
バッティングでは、プロでは通用しない
との考えがあるそうです。

肘でタイミングをとっている理由
　　「静」から「動」に動くことは大きなエネルギーを浪費することになる
　　ことなので、「動」から「動」への動きをすることで初動エネルギーを
　　小さくしてエネルギーの浪費を無くしている。

さらに、目の上下動を少なくするため、踏み込んでいく姿勢を出来る限り
水平に近い状態で体重移動を行っている。

また、現山内コーチが現役時代（投手として）肩を上げる動作で投げている
ことも参考にしているそうです。

翼のバッティングフォームはこれまでも結構語られているように、
長年にわたる父と子の共同作業から導かれた成果を反映しています

これからもきっと、少しずつ進化して行くであろうと思われます。
ますます期待が高まると共に、少し感動的でもありますね。